太陽光発電所のメンテナンス

環境に良い発電方法として、日本全国に設置されている太陽光発電パネルですが、365日風雨に晒されていて、パネル表面は汚れ、
発電効率は落ち、発電所オーナー様の売電収入の低下が発生しているかもしれません。

太陽光発電モジュール清掃

  • 太陽光発電モジュールのメンテナンスの重要性

    当社では産業用太陽光発電モジュールの清掃を2015年より取り組んでいます。
    野外に設置している太陽光発電モジュールは、当然のことながら日々風雨に晒されています。設置時に設置業者やモジュールメーカーから『表面の汚れは雨や風で流れ落ちるのでノンメンテナンスでO.K.』と説明を受けられた方も多いと聞きます。
    果たして、本当にノンメンテナンスで大丈夫でしょうか?
    実際にモジュールの洗浄を行なうと見た目ではそれほど汚れていないように見えても、泥水の汚水が出ます。
    洗浄前後の発電量(Pmax)で7-8%の改善が見られるケースがあります。
    当然、モジュール表面に砂塵や鳥糞が堆積すれば、売電収入の低下が想定されます。
    モジュール自体の耐用年数にも影響があると当社では考えています。

    洗浄方法 当社では、モジュール本体に影響があると言われる高圧洗浄機を使う洗浄はしておりません。
    『純水』と言われる水道水のカルキなどを除去した水を使用し、モジュール表面に傷をつけない回転ブラシで洗浄をしていきます。
    メガクラスの発電所の清掃は自動洗浄機を使用し、素早く元の発電量に戻す洗浄方法を採用しています。
    洗浄料金 発電所の所在地・設置状態・汚れの種類及び状況によって、料金が変わって
    きますので、ますはお問い合わせください。

発電設備 点検・測定

太陽光発電には大きく分けて2つの設備があります。1つはパネルと言われる発電モジュール。もう1つが発電した電気(直流)を売電や自家消費するために必要なパワーコンディショナー。
パネルの異常は目視点検で発見しますが、内部の異常は目視だけでは分かりません。弊社ではサーモグラフィーカメラを用いて、目に見えない異常を発見します。
パワーコンディショナーの点検においてもI-Vカーブトレーサーや絶縁抵抗値測定器などを駆使し、お客様の売電ロス要因を発見、ご報告します。

また、パネル清掃時に清掃前後にI-Vカーブトレーサーで清掃前後の発電量の改善率を可視化し、今後のメンテナンス計画を策定し、お客様にとって最適な計画をご提案します。

太陽光発電所 点検・測定